最近のコンビニ・スーパー・外食産業では野菜の水耕栽培がかなりの割合と言われております。

消費者には路地物、ハウス物、液肥栽培等の区別の表示がなく「なんでもあり」の状況ですが、これは大変困ったことなのです。

 

事業者側は形も良く、年中安定的に、然も安く仕入れ出来れば良いので、無農薬、減農薬等の表示で水耕栽培(液肥栽培)の作物を、平気で販売しております。

 

化学合成肥料の窒素、リン酸、カリを使い生育しておりますので、見た目は元気よく、色も濃く出ていますので、良く見えてしまいますが、人間に本当に必要なカルシウム等の基本的な約15種類の元素成分が少くないのです。

 

科学技術庁資源調査会の「日本食品成分表」と比較した表が報道されていますので、是非ご参考になられ、通常の土壌で育てられた野菜をめし上がるのがとても大事です。

時代と共に、益々「見かけ倒し」の野菜が増えております、ご自分で加減する事が大事になります。

 

 

 

 

石王耕造